つなぎ融資ってなんですか？

融資の中には個人間融資や即日融資など様々な種類がありますが、つなぎ融資ってご存知ですか？
つなぎ融資とは、家を建てる時に、住宅ローンで借りることができるお金を用意するまでの間を「つなぐ」借り入れのことを言います。

では、なぜ自分の住宅なのにローンが組めないのでしょうか？
追って説明していきましょう。
まず、住宅ローンは、登記された物件に対して組むことができます。
住宅ローンは、建物（住宅）が立っていない状態では成立しません。

建物が立って、その登記が完了した時点で、「それでは、この建物を持っているアナタに融資します」と処理が進むのです。
登記する物件を所有していない状態では、住宅ローンが成立しません。そのため、建物を建てる費用はどうするのか？

そこで「つなぎ融資」といって、住宅ローンがスタートするまでの間を補ってくれる借金をするのです。
つなぎ融資は、建物の工事がスタートして、建築業者への支払いが必要となる時期から、登記が完了して住宅ローンでお金を借りることができるまでの短い期間のローンです。

ほかの借り入れに比べれば、高額な借り入れであっても「住宅ローンで返済する」という了解があるため、契約の際の手続きは簡単なのですが、日割りの計算でお金を借りることになるので、金利が高いことが問題です。